2009年10月7日水曜日

試作コントローラver0.6(ローコスト版)

 今まで製作してきたコントローラは、試作の段階ということもあって、市販のコントローラよりも制作費は高くなってしまっていた。機能を求める点では自作にこだわる必要があるが、できれば安く作りたい。そこで、今回は今までのコントローラの機能を維持しつつ、製作コストを下げる努力をしてみた(汗)。
 今回のコントローラにはさらに、運転中の周波数可変制御(疑似VVVFインバータ制御)を可能としたアルゴリズムを適用し、より柔軟な運転が可能となり、また、運転走行可能な車両も増えた。さらには、応用として、常時点灯ユニットへの対応も可能となる。一方、自動運転の為のセンサ入力や方向転換、ポイント操作への機能拡張は出来ない。

・制作過程

まずは設計、CADを使って頭の中のイメージを具体化する

設計図をアルミケースに貼り、穴あけ準備

基板の製作、ちなみに回路図は頭の中(笑)

穴あけ完了、仕上げはヤスリを使う

部品の仮配置、干渉をチェック

配線作業、一番厄介(笑)

完成!!、あとはプログラムのチェック


・主要機能
マイコンによるディジタル制御(Atmel AVR MEGA168P)
PWM制御による疑似VVVFインバータ制御
アナログダイヤル及び加速、減速ハンドルによる惰行運転制御
発電ブレーキ、回生ブレーキ、空制ブレーキによる制動を再現
各加速率、減速率、最高出力、制動量の調整
デューティ出力、速度、周波数の表示
過電流保護回路(ポリスイッチ)搭載

・主要緒言
電源:スイッチングACアダプタによる直流12V
出力:FETによる出力0〜12V、最大1.0A
操作:2ハンドル(加速⑤ノッチ、惰行、常用ブレーキ⑦ステップ、非常制動)及びアナログダイヤルによる
表示:16×2文字表示のLCD及びLED

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