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2016年6月3日金曜日

ゲーム用コントローラ改造鉄道模型制御装置PL custom ver1.20の紹介

さて、今回は2ハンドルタイプのコントローラを紹介するが、こちらはS社製のゲーム用コントローラである。内部の基板の構造はだいぶ異なっているが、ハンドル部の読み取り機構は各社とも共通の仕様である。ゲーム会社はそれぞれの専用ICを使っているのだが、機構は同じにしないと量産はしにくいと思われる。

コントローラと制御ユニットは別々になっており、また制御ユニットには7セグメントLED、バー表示LEDを配置しており、半透明のケースに入れている。こちらのコントローラは以前販売していたPLタイプとほぼ同様で、追加要素として、速度計(3桁)ブレーキ段数をバーLEDに表示、進行方向をリレーにより、コントローラのボタンで切り替える仕様となっている。



ご意見、ご感想があればお気軽にお問い合わせ下さい。またブログにて紹介しているコントローラの一部は店舗またはこだわり電車運転台ストアにて販売もしております。是非、ご検討ください。

2016年5月27日金曜日

ゲーム用コントローラ改造鉄道模型制御装置PL custom ver1.10の紹介

さて、今回は2ハンドルタイプのコントローラを紹介するが、こちらはN社製のゲーム用コントローラである。S社製のものとはコントローラの出力信号か異なるので中身をばらし、まったく別の信号をだして、制御を行う。


コントローラと制御ユニットは別々になっており、また制御ユニットには7セグメントLED、バー表示LEDを配置しており、半透明のケースに入れている。こちらのコントローラは以前販売していたPLタイプとほぼ同様で、変更点は速度(出力)をバーLEDに表示、進行方向をリレーにより、コントローラのボタンで切り替える仕様となっている。


ご意見、ご感想があればお気軽にお問い合わせ下さい。またブログにて紹介しているコントローラの一部は店舗またはこだわり電車運転台ストアにて販売もしております。是非、ご検討ください。

2016年5月21日土曜日

多機能型模型用コントローラーPL_custom_ver1.02の紹介

さて、以前のブログで紹介した、こちらの機器のプログラム修正版(完成版)を紹介する。


完成版の仕様
・出力12V1.3A
・ゲーム用コントローラー接続端子(ワンハンドル、2ハンドル可能(USB接続タイプ除く))
・速度、ノッチ段数表示器(7セグメントLED使用)
・加速率、減速率、常時点灯、速度計、最高速度調整機能
・惰行時の駆動音有り無し選択可能
・車庫入れや車両移動の際に、つまみによる制御が可能
・駆動音は64種類、ダイヤルにより変更
・スピーカー端子により、外部スピーカーを用いて駆動音を再生可能
・プログラムの調整により機能追加可能(動画ではタイマー機能搭載)
・アルミ筐体により、耐久性、放熱性を向上

収録駆動音一覧
国鉄165系
201系サイリスタチョッパ制御
205系5000番台東洋製IGBT-VVVF
209系・E217系GTO素子VVVF制御
E231系近郊型日立製IGBT素子VVVF制御
E231系通勤型0番台三菱製IGBT-VVVF
E233系0・1000番台三菱製
E233系3000番台日立製
E501系シーメンス製GTO-VVVF制御
E531系日立製IGBT
E351系1000番台GTO-VVVF
207系0番台三菱製PTr素子VVVF制御
207系1000番台・223系0番台東芝製
223系1000番台東芝製
223系2000番台三菱製
321系東洋製IGBT素子VVVF制御
新幹線300系VVVF制御
EF210・EF510電気機関車
EH500電気機関車(ブロア音などは再現出来ておりません)
JR九州813系
JR東海373系
JR北海道731系日立製
京急新1000形シーメンス製GTO-VVVF
京急新1000形ステンレス車体IGBT素子
京急新1000形シーメンス製IGBT-VVVF
京急600形VVVF制御
京成3400形チョッパ制御
京成3700形東洋製GTO
新型スカイライナー東洋製IGBT
東急8500系チョッパ制御
東急7700系GTO-VVVF
京王7000系更新車VVVF制御
京王8000系日立製GTO素子VVVF駆動音
営団(東京メトロ)03系チョッパ制御
小田急1000形三菱GTO-VVVF純電気ブレーキ化前
小田急1000形三菱GTO-VVVF純電気ブレーキ化後
小田急2000形三菱製IGBT-VVVF(3level)
小田急3000形1.2次車三菱製IGBT-VVVF(2level)
小田急3000形3次車三菱製IGBT-VVVF(2level)
東武100系日立製GTO-VVVF
東武50050系
東武30000系
大阪市交通局66系
京都市交通局10系
京都市交通局50系
阪急8000系
阪急7310系VVVF試験車
阪急6000系チョッパ制御
阪急8000系空転音
京阪新3000系
京阪7000系
阪神9000系
阪神9300系
南海1000系
南海2000系
南海50000系(ラピート)
近鉄1400系試験車
近鉄9820系IGBT素子VVVF制御
近鉄5210系
近鉄1620系
西鉄3000形東芝製IGBT-VVVF
近江鉄道220系吊り掛け駆動
名鉄6750系吊り掛け駆動
EF65形電気機関車吊り掛け駆動音

<<試作品提供のご案内>>
紹介しております、多機能型模型用コントローラーPL_custom_ver1.02ですが、運転会をされているサークルや団体、模型店様に無償で貸し出し、もしくは安価での提供を考えております。個人の方向けには、少し値段を高めに設定いたします。詳しくはお問い合わせください。


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2016年5月20日金曜日

縦型2ハンドルマスコン運転台の考察

ゲーム用のワンハンドルマスコンを二個使い、縦型の2ハンドルマスコンを考察してみる。



非常に単純だが、マスコンの取っ手部分を左右入れ替えるとなかなかの格好になった。しかし、段数とノッチの間隔、また位置が微妙なところがあるので、そのあたりは調整が必要だ。例えば、南海電車の2ハンドルマスコンは、抑速3、加速5、常用ブレーキ8、非常の段数があり、再現は容易である。ただし、ハンドルにストッパーなどを追加するとより、操作はしやすいと思われる。


制御基板は即席のもので、機構としては複雑なものではない。スイッチの切り替えで、2個の独立したコントローラーや新幹線仕様(マスコンが右、ブレーキが左)も再現可能だ。



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2016年5月10日火曜日

多機能型模型用コントローラーPL_custom_ver1.00の紹介

さて、PLタイプのカスタマイズ版を紹介する。
制御ユニット本体には各種調整用つまみ、スイッチ、駆動音選択用ダイヤル、出力直接制御(つまみによる操作)、また、将来的な拡張用のつまみもあるので、タイマーやその他のパラメータ調整に応用できる。



背面にはレールへの出力端子、スピーカー接続用端子(モーターへの駆動音出力をスピーカーにて再生可能)、電源、コントローラー、表示ユニットへの接続コネクタを配置している。


表示ユニットにはLED二個、7セグメントLED4桁を二個搭載し、速度やノッチ情報、また駆動音の番号を表示させることができる。




主な特徴
・モーターから駆動音発生、また大きな部屋や運転会などの騒がしい場所の場合には別途スピーカーを用意していただくことでさらに大きな音を再生可能。
・ゲーム用のコントローラーを使用可能(ワンハンドル、2ハンドルタイプに対応)
・実車に近い運転感覚、加速率、減速率など調整可能
・最大出力1.3Aにより、大型レイアウトでも対応可能
・内部プログラムの修正により、タイマー機能(運転会向け)、内部パラメータの調整(惰行の度合いなど)




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2012年5月4日金曜日

PLタイプ特注品の紹介

さて、またまた久しぶりの更新となってしまった。最近何かと忙しく模型の方になかなか手が回らないのが現状である。特注にて依頼を受けているが、あまり進んでいないので、この場をお借りし遅延をお詫びします。

だが、確実に少しずつ進めて行っている。そこで、今回はPLタイプの特注仕様である。
依頼内容はノッチ表示器の追加と、逆転スイッチをコントローラ側で行ないたいというものであった。

ノッチ表示器は7セグメントLEDを用いており、進行方向表示の為のLEDも配置した。またコントローラ上の■と▼のボタンで進行方向を切り替えられる様になっている。

進行方向切り替え用のリレー回路とノッチ表示器への通信コネクタを追加し、プログラムの修正も行なった。また駆動音も発生させることができるが、今回は実車の挙動を忠実に再現したいとこのことで、低速が効く様にプログラムを改良している。


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2011年5月1日日曜日

PWM電車運転コントローラPLタイプver1.10(廉価版)の製作(オプションのポイントスイッチ付き)

好評販売中のPLタイプver1.10であるが、背面のコネクタ製作が難しく、時間と手間と費用がかかる。そこで、見た目よりも価格や機能重視の方向けに廉価版を製作してみた。
画像の様に、背面からプレイステーション(ソニーの商標登録)用のコネクタが直接出ている。片付ける時やレイアウトに密接させて使用する場合には邪魔になってしまうが、常時設置しておくならば問題は少ないかもしれない。
また、一方でメーカ品のパワーパック、パワーユニットの代わりとしてコントローラを使用される方はやはりポイントの切り替えスイッチが必要だということで、ポイントスイッチを付けてみた。
完全にコントローラに直付けしているので、取り外しは出来ないが、連結式のポイントスイッチの場合には横に繋げられるので問題は少ない。今回使用しているのはTOMIX社製ポイントコントロールボックスN-Wであるが、KATO製のポイントスイッチでも反対側に付けることで、連結可能なアクセサリ端子が出来上がる。

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2011年4月10日日曜日

【販売情報】PWM電車運転コントローラPLタイプver1.10(プレイステーション(ソニーの商標登録)コントローラ対応版)

以前より予告をしておりましたが、PLタイプの販売を予定しております。ただし、一部の部品調達が難しい為、安定的に在庫を確保することができません。ご了承下さい。ストアページに詳しい商品説明がございますので是非ご覧下さい。

※ゲーム用コントローラは取り扱っておりません。別途ご購入ください。また製品によっては相性により使用不可の場合もございますので、ご注意下さい。

・主な特徴
①24種類の走行音が再現可能で、コントローラのボタンとハンドルにて選択
②ワンハンドル、ツーハンドルに対応し加速、惰行、減速運転が可能
③常時点灯機能により、停車中や低速時にもヘッドライトや室内灯を明るく点灯させることが可能。ただし、対応した基板(LEDタイプ)を車両に組み込むことが必要
④コンパクトで軽量
⑤加速、減速、常時点灯、最高速度の調整が可能

ここで紹介しているコントローラは個人で製作・販売を行っているものです。手作業で製作しておりますので、傷や汚れが付く場合がございます。またPWM制御を行っておりますので、使用できな機器や機器の破損、その他の被害が発生する可能性があります。商品説明や注意事項をご確認ください。


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2011年4月2日土曜日

PWM電車運転コントローラPLタイプver1.10の紹介(プレイステーション用電車でGO!専用コントローラ対応)

さて、ブログや様々なサイト、YouTubeなどでも多くの方がタイトー社製のプレイステーション用ゲームコントローラ「電車でGO!」を改造され、模型用の制御器を作っておられる。そこで、私も量産化に向けて、試作品を製作しているので、ここで紹介したい。

※電車でGO!はタイトーの商標登録、プレーステーションはソニーの商標登録です。


やはり電車を運転するシュミレーションだけあった、そのハンドルは実感があり、運転にも力が入る。今回はゲーム用のコントローラを無改造で接続出来る様に変換ケーブルを用いた。改造を行なう必要が無いので手軽に使用出来る。<注意>本来の目的以外の使用法ですので、製品の保証や機能については責任を持ちません。




変換ケーブルは市販のPC接続用の物を改造して使用している。格安とまではいかないが以外と安定して入手出来る。


背面にコネクタ端子、フィーダ端子を装備してコンパクトで使用し易い設計を行なっている。



・名称「PWM電車運転コントローラPLタイプver1.10」

・主な特徴
①24種類の走行音が再現可能で、コントローラのボタンとハンドルにて選択
②ワンハンドル、ツーハンドルに対応し加速、惰行、減速運転が可能
③常時点灯機能により、停車中や低速時にもヘッドライトや室内灯を明るく点灯させることが可能。ただし、対応した基板(LEDタイプ)を車両に組み込むことが必要
④コンパクトで軽量
⑤加速、減速、常時点灯、最高速度の調整が可能

・主要緒言
電源:12V1.5ACアダプタ付属(ただし一部製品は2.0A)、ただし出力は最大1.3A(一部製品は1.8A仕様)
出力:0~12V(デューティ比0~70%)、最大電流1.3A(一部製品は1.8A仕様)
出力コネクタ: KATOユニトラック互換
大きさ:135mm×75mm×49mm(突起物含まず)
保護回路:ACアダプタ内蔵の過電流遮断回路、基板上のポリスイッチによる過電流遮断(1.3Aで遮断(一部製品は1.8A))

ここで紹介しているコントローラは個人で製作・販売を行っているものです。手作業で製作しておりますので、傷や汚れが付く場合がございます。またPWM制御を行っておりますので、使用できな機器や機器の破損、その他の被害が発生する可能性があります。商品説明や注意事項をご確認ください。

ご意見、ご感想があればお気軽にお問い合わせ下さい。またブログにて紹介しているコントローラの一部は店舗またはこだわり電車運転台ストアにて販売もしております。是非、ご検討ください。

2011年4月1日金曜日

新製品の取り組み(PLタイプとオリジナル駆動音作成システムの考案)

 さて、新年度となり、新しい製品を投入しようと考えている。とりあえず、ご要望の多いプレイステーション(ソニーの商標登録)用の電車でGO!(タイトーの商標登録)専用コントローラを用いるタイプを検討している。今までにもブログやYouTubeでコントローラを改造したり、変換ケーブルを用いて制御してきたが、やはり手軽にそのままコネクタを差し込んで使える物が良さそうである。

現在量産に向けて、試作試験中の様子。近日中に製品紹介をしたいと思うので、ご期待頂きたい。

また、一方ではオリジナルの駆動音(ユーザーが自ら定義できる)を入れたいというご要望も多く、こちらも手軽にパソコンで編集出来たりする物が良いと考えている。まだまた構想段階であるが、最近は様々なデバイス(マイコン)が出てきているので、いろんな物を使用してコントローラを作って行きたい。

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2010年8月10日火曜日

電車でGO!コントローラ2ハンドルタイプとグラスコックピットを接続して運転する(その3)

 今回は新しく設計した液晶表示ユニットで「TIMS」の画面を再現してみる。
車両情報の表示内容は戸閉め確認、モータ車の駆動状況、編成数で実車とは異なるが雰囲気は十分である。緑のスイッチは「開」、赤が「閉」、トグルスイッチは開閉するドアの選択(中間位置にした場合には全ての扉が対称となる)

マイコンを使用したPWM制御方式に改造した「電車でGO!コントローラ(セガサターン)2ハンドル」と「鉄道模型用TIMSもどき」、「鉄道模型用グラスコックピット」を接続した様子。電源や通信用の配線で多少ごちゃごちゃしている。


ドアの開閉にはタイムラグをわざと作って実車の様子を再現している。これとグラスコックピットの表示を見ながら運転すると、ワンマン電車の運転手気分になれるかも(・・;)

2010年7月22日木曜日

電車でGO!コントローラ2ハンドルタイプとグラスコックピットを接続して運転する

以前に製作した鉄道模型用のグラスコックピット(ブレーキ圧力計や速度計を画面にて表示させるもの)と前回紹介したセガサターン用の電車でGO!コントローラ「2ハンドルタイプ」を接続して模型を動かしてみる。

グラスコックピットの方は外観が完成していないので、基板むき出しであるが、改造したコントローラ本体とはステレオケーブルで接続して通信により速度やブレーキ位置の情報を共有している。

以前のプログラムより、さらなる改良を加え、ブレーキシリンダ圧力や元空気溜め圧力の表示を滑らかにした。これでより実感的な運転が可能だ。


速度計の調整や問題も多少残っているが、実車に近い運転が再現できているのではないかと思う。ただ、速度計や圧力計を見ていると、模型を見るのを忘れてしまい、オーバーランしてしまうかもしれない。


使用機器
「セガサターン用「電車でGO!専用コントローラ2ハンドルタイプ」改造品」
「鉄道模型用グラスコックピット(グラフィックLCD「SG12864A」使用)」

主要緒言
電源:12V1.5ACアダプタ付属、ただし出力は最大1.3A
出力:0~12V(デューティ比0~70%)、最大電流1.3A
保護回路:ACアダプタ内蔵の過電流遮断回路、基板上のポリスイッチによる過電流遮断(1.3Aで遮断)

2010年7月20日火曜日

「電車でGO!コントローラ」2ハンドルタイプの改造(セガサターン用)

かなり以前にセガサターン用の「電車でGO!コントローラ」2ハンドルタイプを分解して、コントローラの製作実験を行ったが、最新のコントローラシステムで改造できないかと試してみた。内部回路は一部の残して全て交換し、現行販売中のBLタイプver1.12の基板をそのまま流用している。ただしプログラムは改良を行って、2ハンドルタイプのコントローラに対応している。

見た目はほとんど変わらないが、逆転スイッチと、調整用のつまみ、LEDを追加している。ただ、つまみの位置や間隔が多少狭くなって、操作しづらくなってしまった。

今回は出力端子を皮膜線を使用できる様にし、電源入力コネクタと電源スイッチ、あと拡張用の通信端子も備え付けている。通信端子はステレオミニジャックにしているが、スピーカやヘッドフォンに接続すると故障してしまうので、注意が必要だ(スピーカ内蔵タイプとは仕様が全く異なるため)。

操作時の様子については次回に報告したい

2010年1月28日木曜日

PWMパワーパックを使ってHOゲージを動かしてみる

 やはり、モータが大きいとより大きい音が鳴るというのは必然であると思う。そこで、HOゲージを自作のPWMパワーパック「PL」タイプで制御してみる。
 HOゲージはNゲージに比べ、車体の大きさや重量、ギアは大きく異なり、より重厚感のある車体となっている。市販のパワーパックも、大容量タイプのものが多く、特に勾配や多編成での運転時には数A程度の電流が流れる事になる。今回購入した、KATOの165系直流急行形電車3両基本セットでも、カタログ値は12V0.54Aとなっているので、勾配がある場合はさらに電流を消費するはずである。紹介している「PL」タイプのパワーパックは1.5Aのアダプタを用いて、ヒューズは1.3Aで遮断する様に設計してある。この3両だけなら、問題なく制御できる。
 HOゲージをいろいろ調べてみると軽くて安価なプラスチック製と、重量感があり高価な真鍮製の2種類あることを知った。持ってみた事は無いので、どこまでの差があるのか分からないが、思いとそれだけ進みにくくなるので、消費電流も増大する。今回はプラスチック製の車体で実験を行う。


実際にNゲージと比べ、大きな音が鳴っているのかどうか分からないが、車体の大きさがあるので、よりリアルに見える。やはり、HO用に加速率や始動出力の調整が必要だと感じた。

出力回路:Power MOS-FET
制御回路:AVR Mega328P
制御方式:PWM制御(疑似VVVFインバータ制御)
使用電源:12V1.5AスイッチングACアダプタ
保護回路:アダプタによる過電流遮断及びポリスイッチによる過電流遮断(1.3Aで遮断)

使用車両:KATO製 165系直流急行形電車3両基本セット
使用線路:KATO製 ユニトラック線路(HOゲージ)

2010年1月17日日曜日

PWM電車運転コントローラ(タイプ「PL」)「電車でGO!コントローラ対応型」

 量産型コントローラのALBLタイプの紹介は以前の記事で行なった。今回は「PL」タイプの紹介である。基本的な機能や性能はALタイプから変わっていないが、特徴はプレイステーション「電車でGO!」専用コントローラに対応しているところだ。ワンハンドルとツーハンドルの両方使用可能だが、プレイステーション2用のUSBタイプのコントローラには対応していない。私のお気に入りはワンハンドルタイプで重量感と良い、操作性と良い、実車の運転を彷彿させる気分である、と言っても運転した事は無いが(笑)。

 基本的な機能として、常時点灯機能やアナログ操作(ボリュームによる出力直接制御)が可能で、マイコンを使用したシステムを用いているので、擬似的なVVVFインバータ制御を行い、電車のVVVF音を再現することも可能だ。さらに、加速率や減速率の調整や周波数調整機能も搭載し、低周波による超低速運転も可能となっている。



出力回路:Power MOS-FET
制御回路:AVR Mega328P
制御方式:PWM制御(疑似VVVFインバータ制御)
使用電源:12V1.5AスイッチングACアダプタ
保護回路:アダプタによる過電流遮断及びポリスイッチによる過電流遮断(1.3Aで遮断)

使用車両:KATO製 阪急電鉄6300系
使用線路:KATO製 ユニトラック線路(Nゲージ)

2009年11月26日木曜日

新幹線型コントローラ!?(ワンハンドル×2)

 新幹線の運転台は右がマスコン、左がブレーキとなっていて在来線や私鉄とは逆の配置になっている。何でもブレーキはATCがあるため、基本的な操作はマスコンで行なうということで、右についているらしい。そこで、作ってみようかと思ったが、電車でGO!の新幹線型のコントローラは値段が高い上に、USBで接続するタイプなので解析が難しく、少し小さい。そこで、ワンハンドルタイプを横に並べれば縦型の2ハンドルになるので(笑)、それで実験してみた。
何とも言えない配置(汗)

走行実験はしていなが、ブレーキとマスコンの確認を行なった。画面上にBとMで番号を表示させている。

2009年10月28日水曜日

PWM電車運転コントローラ(ver1.00)「電車でGO!コントローラ対応型」

 タイトルの通り、やっと鉄道模型用(Nゲージ)自作コントローラ(制御装置、パワーパック)完成にこぎつけた。今まで試作を重ねてきた上で、多くの機能を搭載し、さらにPS(プレイステーション)用のコントローラ専用版で2ハンドルとワンハンドルの両方に対応する。そして正式な名称として「PWM電車運転コントローラ」として完成版のver1.00をリリースする。デバッグはこれからだか、微調整はマイナーチェンジで対応する。


入力端子:
・miniDIN(7Pin)変換ケーブルを介してPS(プレイステーション)コントローラ用端子(タイトー社製「電車でGO!」用2ハンドル、ワンハンドルタイプに対応)
・DCコネクタ(センタープラス)12V1.5AスイッチンングACアダプタ

操作部:
・電源スイッチ(トグルスイッチ)
・ボリュームコントローラ(可変抵抗)
・方向転換スイッチ(トグルスイッチ)
・動作切替スイッチ(トグルスイッチ)
・発電ブレーキ作動スイッチ(トグルスイッチ)
・非常停止スイッチ(プッシュスイッチ)

出力端子:
・KATO製フィーダーに対応したコネクタ(PWMデューティ制御による0〜12V出力)

表示部:
・LCD(16×2文字表示、白抜き)
・電源灯(緑色LED)
・発電ブレーキ作動灯(赤色LED)

回路構成:
・電源部(ポリスイッチによる過電流遮断回路、三端子レギュレータによるロジック電圧生成)
・制御部(Atmel AVR mega168P、発進周波数8MHz(内蔵オシレータによる))
・出力部(Power MOS FET、フォトカプラを使用したFETドライブ回路)

主要機能:
・「電車でGO!」コントローラにより加速、減速、惰行運転(出力周波数変更可)
・ボリュームによる出力直接制御(出力周波数変更可)
・発電ブレーキの動作や制動量、作動時期の設定可能
・最高出力、最低出力、1〜3ノッチの出力制限が設定可能
・LCDへの表示(デューティ比、周波数、電流、速度、マスコン・ブレーキの位置)
・速度表示(換算用変数により調整可能)
・旧型車両向け制動遅延システム(ブレーキ操作を行なっても実際の制動が一定時間遅れる(0.1〜5.0秒まで調整可能))
・最大8編成分の設定を記憶、呼び出し可能

2009年10月24日土曜日

試作コントローラver0.8(旧0.6)「PSコントローラ仕様」

 タイトルの通り、この試作コントローラはver0.6の改良版でバージョン番号を改めたものである。プレイステーション(PS)の「電車でGO!」コントローラに対応し、さらにモータ出力部にはFETを使用している。様々な機能を追加し、さらなる進化を遂げたコントローラです。

中央にFET(2SK2231)、マイコンはAtmel AVR MEGA168P

背面部に新たに、PSコントローラ接続用の端子を追加
PSコントローラ用の変換ケーブルを製作

運転する時の状態、左のアルミケースが制作したコントローラ

 では、実際に動かしてみる。このコントローラは「電車でGO!」の2ハンドルとワンハンドルタイプのコントローラを両方使用可能で、コネクタを繋ぎ変えればすぐに、使用できます。

・主要機能
マイコンによるディジタル制御(Atmel AVR MEGA168P)
PWM制御による疑似VVVFインバータ制御
アナログダイヤル及び加速、減速ハンドルによる惰行運転制御
発電ブレーキ、回生ブレーキ、空制ブレーキによる制動を再現
各加速率、減速率、最高出力、制動量の調整
デューティ出力、速度、周波数の表示
過電流保護回路(ポリスイッチ)搭載

・主要緒言
電源:スイッチングACアダプタによる直流12V
出力:FETによる出力0〜12V、最大1.0A
操作:2ハンドル(加速⑤ノッチ、惰行、常用ブレーキ⑦ステップ、非常制動)及びアナログダイヤル。または「電車でGO!」PS(プレイステーション)コントローラに対応
表示:16×2文字表示のLCD及びLED

使用車両:KATO製 阪急電鉄6300系(4両基本セット)内モータ車のみ
使用線路:KATO製 ユニトラック線路(Nゲージ)

2009年10月19日月曜日

電車でGO!のコントローラを改造して鉄道模型を動かす

 前回の記事で「電車でGO!」の2ハンドルタイプのコントローラ(セガサターン用)の解析が終了したので、今回は実際に鉄道模型を動かしてみる。と言っても、コントローラの信号を解析し、それをマイコンで処理し、PWM制御を用いて、鉄道模型(Nゲージ)のモータを制御する。これはいつも通りの構成である。様々なコントローラがあるが、それを単なる入力装置として扱う事で、汎用性の高いコントローラとなり、いろんなコントローラで鉄道模型を動かす事ができる。これもマイコンのおかげである。さらにはプログラムを変更する事によって、より複雑な動作も可能であるので、自作&改造には重宝する。

とりあえず、改造したコントローラからはマスコンの位置情報が3bit、ブレーキの位置情報が4bitで出てくる。単純にLEDを光らしてみると以下の通り。


この信号をマイコンで処理し、Nゲージを走らせてみる。モータ出力にはドライバICを使用しPWM信号で出力を調整する。緩やかな、加速減速と、低速運転が可能となる。

・仕様
入力部:タイトー製セガサターン用「電車でGO!」2ハンドルコントローラ(改造済み)
CPU:ルネサステクノロジ社製SH2 7144F
出力制御:モータドライバIC「TA8428K」を使用したPWM出力制御

・使用車両:KATO製 阪急電鉄6300系(4両基本セット)内モータ車のみ
・使用線路:KATO製 ユニトラック線路(Nゲージ)

電車でGO!のコントローラを改造する(セガサターン用)

 電車でGO!の2ハンドルタイプのコントローラ(セガサターン用)を手に入れたので、改造してみる。PS(プレイステーション)用であれば、信号を解析し、コントローラとしての機能を残したまま活用できるが、セガサターンは所持しておらず、内部の構造を知る為にも、改造を行なう。

<注意!!>
・電気製品の分解・改造は個人の自己管理の元で行なってください。そもそも改造する事を前提に設計されていません。機器の故障、破壊はもちろん怪我、火傷、感電、火災につながる可能性があります。このブログは改造を推奨する為に記述しているのではありません。また作業内容には記事以外の内容が多分に含まれており、専門的な知識や技術が必要となります。あくまでも、このような改造事例があるという事実を伝える為のものですので、ご注意下さい。また、コントローラの種類や製造年代によっては同一の機構や回路でない場合があります。

まずはコントローラ本体、やはりおもちゃと言った感じ、、、。

裏側、謎の切り込みがある(笑)

裏蓋を開けたところ、やはり謎の切り込みは謎のまま(笑)

メインの基板上に専用のICがあり、さらに、マスコン用とブレーキ用のコネクタがある。

ブレーキ側の基板、よく見ると、汎用ロジックICが使われていて、単純なエンコーダの回路構成となっている。つまり、マスコンの6段階(「切」を含む)とブレーキの15段階(「解除」を含む)が2進数に変換され、それぞれ、3bitと4bitに変換されている。

内部の構造が理解できたので、改造に取りかかる。まず、専用ICは単なるブラックボックスなので取り外す。コントローラ用のコネクタは9芯なので、電源とGND、さらに信号線が7bitで数はぴったり合う。そこで、コントローラ用のコネクタの基板をカットし、 コネクタ間をジャンパ線で結び、コントローラ用の端子から直接信号を取り出す事にした。

セガサターン用のコントローラ端子を切断し、代わりに、QIコネクタで配線する。

改造が終了したので、確認作業を行う。残念ながら、スタートやセレクト、ABCボタンは使えなくなった。

 今回の改造によって、内部の構造はさほど複雑ではない事が判明した。しかし、スペース的には小さく、この中に回路を組み込むのは難しい。やはり、外部入力装置として使うべきである。