2009年10月19日月曜日

電車でGO!のコントローラを改造して鉄道模型を動かす

 前回の記事で「電車でGO!」の2ハンドルタイプのコントローラ(セガサターン用)の解析が終了したので、今回は実際に鉄道模型を動かしてみる。と言っても、コントローラの信号を解析し、それをマイコンで処理し、PWM制御を用いて、鉄道模型(Nゲージ)のモータを制御する。これはいつも通りの構成である。様々なコントローラがあるが、それを単なる入力装置として扱う事で、汎用性の高いコントローラとなり、いろんなコントローラで鉄道模型を動かす事ができる。これもマイコンのおかげである。さらにはプログラムを変更する事によって、より複雑な動作も可能であるので、自作&改造には重宝する。

とりあえず、改造したコントローラからはマスコンの位置情報が3bit、ブレーキの位置情報が4bitで出てくる。単純にLEDを光らしてみると以下の通り。


この信号をマイコンで処理し、Nゲージを走らせてみる。モータ出力にはドライバICを使用しPWM信号で出力を調整する。緩やかな、加速減速と、低速運転が可能となる。

・仕様
入力部:タイトー製セガサターン用「電車でGO!」2ハンドルコントローラ(改造済み)
CPU:ルネサステクノロジ社製SH2 7144F
出力制御:モータドライバIC「TA8428K」を使用したPWM出力制御

・使用車両:KATO製 阪急電鉄6300系(4両基本セット)内モータ車のみ
・使用線路:KATO製 ユニトラック線路(Nゲージ)

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    毎回楽しみに読ませていただいています。

    この記事を読んで電気工作にちょっと興味がわいてきました。

    まだまだ分からないところが多いのですが、少しずつ勉強していこうと思います

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  2. コメントありがとうございます。

    電子工作と言ってもほとんどがマイコンを使用したものですが、参考になれば幸いです。

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