2011年7月5日火曜日

本格的運転台の製作に向けて「模型用ATCの実装」(圧力計駆動修正、ATC動作修正)

引き続き、ご依頼を頂いている本格的運転台の調整である。以前に紹介した物から追加で、駆動音再現用のスピーカー(音量調節機能付き)、ATC動作システムの修正を行った。

まず、ブレーキ圧力計の針の動きを滑らかにする処理を行なった。以前に実験した制御を用いている。制御時の定数を変更することで、動きを俊敏にしたり緩やかにすることが出来る。またATCシステムの調整を行ない。ATC常用ブレーキの動作を修正した。


使用機器
・AVR MEGA644Pを使用した制御システム(ハンドル部の信号解析、メーター駆動)
・ポニーキャニオン製Master Controller for Train Simulator:ワンハンドルマスコン
・速度計(ATC速度現示0〜120km/h、停止、非常停止、進行表示)
・ブレーキ圧力計
・ATC現示ベル
・ノッチ表示器(非常、常用8段、ゆるめ、加速5段)
・モーター出力回路(PWM制御、出力段MOS FET)
・スピーカー(駆動音再現用)

ご意見、ご感想があればお気軽にお問い合わせ下さい。またブログにて紹介しているコントローラの一部は店舗またはこだわり電車運転台ストアにて販売もしております。是非、ご検討ください。

4 件のコメント:

  1. はじめまして。早速ですが、ブレーキ圧力計の針はどういった方法で動かしているのか気になります。分解してサーボモータのようなものを針に取り付けたのですか?

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  2. コメントありがとうございます。

    サーボモータは使用しておりません。ごく一般的なアナログメーターと同様にコイルを用いたメーターです。コイルに加える電圧を可変することにより針を動かしています。

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  3. 度々すみません。
    実車部品とのことなので、圧力計の針は空気で動かすものと思っていましたが、電圧で動くタイプもあるんですね。とても参考になりました。

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  4. コメントありがとうございます。

    実車部品としていますが、ブレーキ圧力計に関しては改造?がなされているようです。当方ではご依頼を頂いたものを使用しており、ブレーキ圧力計に関しては速度計または電圧計を改良された物だと思います。

    よろしくお願い致します。

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