2009年12月22日火曜日

Bトレインショーティを自作鉄道模型コントローラで走らせる

 前回の記事で紹介したコントローラでバンダイのBトレインショーティを動かしてみる。問題点は色々ある。まず、動力ユニットだがKATO製のBトレ用のユニットを使用するが、小さくて軽い(当然だが)。このまま、走行させると、連結した時に空回りを起こして進んでくれない。そこで、おもりを載せる事は必須であろう。
 また、VVVF音もモータが小さい分、小さくなってしまった。しかし、よくよく耳をすまして聞くとしっかりと「京急新1000形」のドレミファインバータで走り出す。



出力回路:Power MOS-FET
制御回路:AVR Mega168P
制御信号:PWM制御(疑似VVVFインバータ制御「京急ドレミファインバータを再現」)
使用電源:12V1.0AスイッチングACアダプタ
保護回路:アダプタによる過電流遮断及びポリスイッチによる過電流遮断(1.0Aで遮断)

使用車両:バンダイ製Bトレインショーティ阪急電鉄6000系、KATO社製動力ユニット使用
使用線路:TOMIX製 ファイントラック線路ミニカーブレール(Nゲージ)

5 件のコメント:

  1. 動き始めの再現はこちらのユニットのほうが良さそうですね。

    単純に重さの違いなのか、モータ特性の違いなのかの判断が難しいところですが。


    マイコンの勉強をしようかと思うのですが、AVRのメリットは何でしょうか?
    検索してみると、PICに比べ速いという記述が主ですが、付随回路やプログラムの面からはどうなのでしょうか?
    また、SHやH8のようなより高性能なマイコンでないと、VVVF以外の再現は難しいのですか?(コントローラによりマイコンを使い分けていらっしゃいますが、その主たる理由は何でしょう?)

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  2. やはり、KATOのモータが良いという事でしょうか、しかし、小型で牽引力が小さい分、編成やちょっとした坂道で空転したり、動きが遅くなります。調整はかなりシビアです。おもりの調整やモータ車の配置には十分調整が必要だと感じました。

    ご質問の件ですが、マイコンを選定する条件は様々あります。おっしゃる通り、AVRはPICに比べ高速で動作するものが多いですが、PICにも種類がありますので、一概には言えません。状況に応じてPICを使用しますが、個人的にはAVRの方が内蔵モジュールの使い易いさで選んでいます。あとは価格と入手性でしょうか。

    SHなどの高機能マイコンを使う理由はIOピンの数や内蔵モジュールの数が多いからです。PICやAVRではPWMモジュールや内蔵タイマが2〜3個なのに対しSHでは5〜7個あり、同時多変数制御やスイッチ、つまみ類が多いコントローラは高機能マイコンを使用します。また、処理スピードも違うので、自動運転制御や試験走行にてデータを取る際にはこちらの方が有利でしょう。

    参考になりましたでしょうか?

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  3. 失礼しました、訂正です。「同時多変数制御」>>「同時多編成制御」

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  4. はじめまして、
    トレイントレインの掲示板を拝見してお邪魔しました。
    すばらしいコントローラですね。
    私の電子工作は、部品を買って説明書のとおりに作るのがやっとです。
    先日、市販のPWMコントローラキットを買ってきて組み立てました。
    音がおもしろいので気に入ったのですが、
    こんなことも出来ると知って、大変驚きました。
    またお邪魔します。

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  5. コメントありがとうございます。

    PWMコントローラの可能性は計り知れません。私はマイコンを使用して制作していますが、そんなに難しい物ではありません。是非コントローラの製作も挑戦されてはいかがですか?、千葉のkawaさんのブログを拝見させていただきましたが、あれだけの精巧な鉄橋は素晴らしいと思います。

    また、コメントを頂ければ幸いです。

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