2011年5月20日金曜日

iPadで鉄道模型を動かしてみる。

さて、以前(一年以上前)にPSP(ソニーの商標登録)を使って鉄道模型を動かしてみるといった実験を行った。その時のブログ記事はこちら


今回はもっと直接的に鉄道模型を動かそうと考え、iPadのMIDIインターフェース機能に注目してみた。ご存知の通り、iPadはタッチパネルと大画面を有したタブレット端末で様々なアプリを入れることで多種多様な使用方法が出来る機器である。鉄道模型においても、DCCの制御用アプリがあるらしい。今回はDC制御にて行なうので、DCCのデコーダやその他の機器は一切使用していない。

iPadにはオプションでデジカメのデータを転送出来る様に、USBやSDカードを接続出来るキットが販売されている。そのUSBタイプのものと、USB-MIDI変換ケーブルを用いれば、簡単にMIDIインターフェースを実装出来る。


信号の受信部にはフォトカプラを用いて、絶縁を行なう。短絡してiPadが壊れてしまうのはあまりにももったいない。今回はMIDI出力信号の処理を行なうが、もっとも簡単な鍵盤のノートオン(つまりどの音階の鍵盤を押したかという信号)により、模型(モータへの)出力を制御している。


使用機器
iPad(Apple製)
UM-1SX(Roland製USB-MIDI変換ケーブル)
AVR MEGA644P(Atmel製8bitマイコン)
TA8429HQ(東芝製汎用モータドライバ)

付属機器
LCD、Apple iPad Camera Connection Kit、フォトカプラ、電源装置(12V & 5V)、鉄道模型(Nゲージ)、線路ほか

0 件のコメント:

コメントを投稿