2011年1月5日水曜日

車載用DCCファンクションデコーダの開発「室内灯、ヘッドライト、テールライト専用デコーダ」(DCC decoder for Locomotive Function "interior lights, headlights, taillights decoder")

DCCのパケットを解析して、マイコンで自作のデコーダを設計、試作してみる。AtmelのAVR Tiny2313(DIPパッケージ)を使用しているので、入手性もよくまたコストパフォーマンスも高い。モータ車以外にデコーダを搭載していくとお金がいくらあっても足りない。しかし、自前で製作するとデコーダの単価は以外と安い。今回は500円以内で収まっている。

今回は車載用に出来るだけ小さく作ってみた。しかし、Nゲージではちょっと厳しいかもしれない。HOゲージでも車内に収める事は出来るが、ちょっと目立ってしまうかもしれない。DIPパッケージなので、厚みもそれなりにあるので、使用するマイコンの選定が必要だ。

ヘッドライトとテールライトは2本の配線で、交互の出力が可能だ(つまりヘッドライトユニットに直結出来る)。また室内灯制御の機能も含めてF0とF1でライトコントロールが出来る。進行方向の自動認識はもちろん、各種制御モードに対応している。

主な機能
①2桁/4桁アドレスに対応
②CV値変更はダイレクトモードにて変更可能
③F0によるヘッドライト、テールライトのON/OFF、進行方向自動認識(14,28,128ステップ動作に対応)
④室内灯はF1〜F4のボタンに対応可能(初期設定はF1)
⑤CV値のリセット機能(出荷状態に戻す事が可能)
⑥CV29の変更により、進行方向切替に対応

主要緒言
大きさ(突起物を含まず、高さは最大値):幅15mm×長さ65mm×高さ10mm
出力機能:最大電流20mA、電圧5V、LED接続時には200〜500Ωの抵抗を接続
配線:入力2線(レールから)、出力4線(LED1+、LED1-、5V、LED2)

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