2011年1月1日土曜日

DCC用パケットモニターと自作ファンクションデコーダの試作(About DCC packet monitor & Function Decoder)

さて、新年が明けて早々だが、本題に入ろう。昨年年末よりDCCの話題に触れていたが、本年はDCCからはじめてみる。

DCCに関する説明は他のサイトや書籍にお任せする。ここでは、ちょっとした応用をしてみたい。とにかく、DCCは命令(Digital command)をレール間に流す事により、機器を制御している。まず、この命令を読み取る必要がある。規格の仕様を読めばある程度のことは記載されているが、実際にはどうなっているのかを見る必要がある。そこで、手始めにパケットモニター(Packet Monitor)を製作してみた。
使用したのはAtmelのマイコンでAVR Mega644Pでレール間の電位差を検出し、パケットつまりデータを受信する。受信した情報はLCDに出力し、レールにどのような情報が流れているのかをチェックする。

次に製作したのが、簡易ファンクションデコーダである。4つのLEDをOn/Off出来る機能を持つ。
使用したのはAtmelのマイコンでAVR Tiny2313で給電もレールから行なう事が出来るため、配線はレールからの二本のみで良い。



コマンドステーション、ブースタ:MRC社製PRODIGY EXPRESS DCC
車載デコーダ:NCE社製N12SR
使用車両:KATO社製E231東海道・新宿湘南ライン基本セット
自作パケットモニター:Atmel AVR Mega644P + LCD
自作ファンクションデコーダ:Atmel AVR Tiny2313

ご意見、ご感想があればお気軽にお問い合わせ下さい。またブログにて紹介しているコントローラの一部は店舗またはこだわり電車運転台ストアにて販売もしております。是非、ご検討ください。

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