2009年9月10日木曜日

圧力計表示へのこだわり

実車のブレーキは空気圧力により制動をかけているが、その圧力が上昇するまで時間がかかる。つまり、ブレーキレバーでブレーキをかけても、圧力が上昇するまでのタイムラグと滑らかな圧力の上昇がある。とりあえず、圧力計だけを動かしてみると

このように、反応がすぐに現れるため、滑らかな変化とは言えない。そこで、P制御を用いて、圧力計の動きを滑らかにしてみる。


これで、より圧力計に近づいた。すこし、針の動きがぎこちないが、、、、(汗)。

表示部:KATO製ECS-1 パネルメータの速度計のみ駆動
表示駆動回路:PWM信号とオペアンプによるローパスフィルタ経由のD/A変換回路
入力装置 :ポーニーキャニオン社製「Master Controller 2 for Train Simulator」
制御方法 :PWM信号によるデューディー制御
出力方法 :フルブリッジモータドライバによる
出力制御域 :加速⑤ノッチ、惰行、常用制動⑦ノッチ、非常制動
主装置 :マイコンを使用した入力及び出力制御、表示制御器
CPU :ルネサステクノロジ社製SH7144F
開発方法:モニタープログラムを利用したデバッグ環境にて開発

5 件のコメント:

  1. 初めましてE331です。 凄い変化ですね!自分もオリジナル?の運転台を作っているので参考になります。良かったら自分にも圧力計のP制御のやりかたを教えてくださいお願いします。

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。ねおりゅうです。

    P制御の理論は簡単で、現在値と目標値の差に係数を掛け、それを出力に加えるだけです。難しいのは係数の決定と周期設定です。これは実験して求めるのが良いと思います。ご参考になれば幸いです。

    是非、E331さんの作られている運転台も拝見したいです。

    返信削除
  3. ご返信ありがとうございます。ホームページを作ったらまたコメントさせていただます。

    返信削除
  4. つずけてすいませんが回路なども次回載せていただけるととてもありがたいです。1回送ったのにすいませんでした。

    返信削除
  5. 回路構成はマイコンからのPWM信号を電圧に変換し、抵抗を介してメータのコイルに電流を流すようになっています。一応実験段階ですので、回路を公開することが出来ません。この回路を使用してメータが破壊される可能性があります。

    また、完成版が出来ましたら、ブログで紹介させていただきます。

    返信削除