2016年5月11日水曜日

レールは消耗品である「レールの再生方法(やすりがけ)」

さて、鉄道模型の場合はレールに電圧をかけ、モーターへ電流を流し、模型を動かしている。そこで、長く使ってるといろいろと不具合が出てくる。その一つにレールの錆がある。



ここまでレールが汚れてしまうと、モーターへの電流が遮断され、動きが悪くなってしまう。もちろん、レール同士を接続するジョイントが不良になる場合も多々あるが、今回はこれを通電する様に再生する。



使う道具はヤスリ、紙やすりでも金属ヤスリでもいいが、平坦な場所で紙ヤスリの方が均一に錆がとれるので、使いやすい。番手はそれなりに高い方がいい数100以上、またあまり削りすぎるとレールがガタガタになり、集電効率が悪くなる場合もあるので注意が必要だ。



一目でわかるかと思うが、上記の画像は左がやすりがけ後、右は前である。ちょっとした作業でここまで綺麗になる。ただし、削った後は非常に錆びやすくなるこれは表面積が多くなるので、致し方ない。より、メンテナンスが必須となるが、集電効率は非常に良くなる。



クリーニングにはエタノールを使用する。ドラッグストアへ行けば安価で手にはいる。



ジョイント部の接触不良の確認には、やはりテスターが便利、抵抗が高い場合や断線している場合には交換が必要だ、固定式レイアウトの場合には、半田付けするのが一番である。

ご意見、ご感想があればお気軽にお問い合わせ下さい。またブログにて紹介しているコントローラの一部は店舗またはこだわり電車運転台ストアにて販売もしております。是非、ご検討ください。

1 件のコメント:

  1. 1000番で荒磨き、2000番・3000番と番手を変えて仕上げると通電性能を長期間維持できるような気がします。
    カーブレールでは、レールの天面だけでなく(車輪のフランジが当たる)レール内側も磨くと効果的ですよね。

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