さて、大型レイアウトにおいて、配線のについて非常に悩むところであろう。今回はポイント用の配線延長装置について紹介したい。
このような装置の試作に至った経緯は、大型レイアウトにおいて十数メートル先のポイント切替について依頼があった為である。数メートル程度の配線であれば、配線の抵抗はほとんど無視出来る。ただし、配線が20m程度になると銅線(AWG24)では約1.7Ω、往復で約3.4Ωとなる。これだけ抵抗が大きくなると、コイルにかかる電圧が下がり、ポイントが切り替わらなくなる。また配線の延長用のケーブルを多用すると、コネクタ部分の抵抗も無視出来ない。
今回は実験用に9Ωの抵抗を挿入し、長配線を擬似的に再現して実験を行った。
今回の装置はポイント切替スイッチからの信号を読み取り、マイコンでノイズ除去、モータードライバによるポイントコイルの駆動を行なっている。設置の条件として、ポイントの近くに装置を配置し、別途電源を供給する必要がある。
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