実験は上記の画像の様に、本線より分岐する行き止まりの線路で、左側にある車止めに衝突しないようなシステムを考察する。実車のATSでは車両自体の制動を制御しているが、今回はギャップを用いて、線路電源を制御する方式としている。
製作したのは画像のユニットで、車両通過の検出から線路電源の制御、また出力電圧の測定を行なっているシステムの中枢である。ほとんどの処理をマイコンで行なっており、部品点数は少なめである。
これは以前の記事で紹介した鉄道模型用効果音発生装置の試作品である。このユニットでATSチャイムや警告音を発生させる。
センサーはレールの絶縁ギャップを使用したもので、比較的簡単な構造なため、大幅なレールの改造や車両の改造は必要ない。ただ、検出できる車両の種類には制限があり、台車間が通電していない車両やBトレなど軽く、短い車両またM車単独など試用不可能がある。ただし、フェイルセーフにより、車両を検知出来ない場合には線路電源がOFFになるので事故は防げる。
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