2011年8月8日月曜日

ハイブリット方式!?「PWM&リニア(電圧)制御式パワーパックの考察」

さて、今回はタイトルの様にPWM制御とリニア(電圧)制御を組み合わせたパワーパックの考察である。以前にも実験を行っているが、今回は実際にテストタイプを製作してみた。製作した理由は大きく2つある。一つはDCC用のスロットルとして使用する為で、こちらは「鉄道模型DCC情報室」のこちらの記事で紹介する。もう一つの理由としてはPWM制御(低周波)に不向きなモーターや小型モーターへの対応である。

つまみが二個あるが、これはPWMのDuty(デューティー)比つまり、ON/OFFの割合を変化させるつまみと、電圧を変化させるつまみである。あと電源と進行方向切替のスイッチがあり、非常に簡単な構成となっている。


コアレスモーターは低周波、数kHz以下の周波数では大電流が流れ易く、発熱によりモーターが故障する可能性があり、トランジスタコントローラの様にリニアに電圧を可変出来るタイプのパワーパックが必要である。今回製作したものは、Duty比を100%にすることにより、電圧のみを制御できる機能を持っているので、代用は可能だ。

使用部品
汎用モータードライバー:TA7291P
制御マイコン:Atmel AVR TINY85V
電源:スイッチングACアダプタ(12V1.0A)

ご意見、ご感想があればお気軽にお問い合わせ下さい。またブログにて紹介しているコントローラの一部は店舗またはこだわり電車運転台ストアにて販売もしております。是非、ご検討ください。



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