前回までの記事で紹介していた、量産型のPWMパワーパック「BL」タイプの高機能版を作ってみた。ワンハンドルタイプのコントローラでTOMIXやLEDタイプの点灯装置に対応した常時点灯機能に加え、さらに大電流駆動(3A程度)と各種の調整機能を充実させたハイパフォーマンス仕様である。特に調整機能として、最高出力、加速と減速のバランス調整を加え、様々な車両やレイアウトに対応できる機能を持たせた。
本体はアルミケースを用いて、調整用のつまみを上部に配置している。ロータリースイッチを用いたワンハンドルマスコン風の操作が可能となっている。
さらに、様々な線路に対応できる様に、出力部には導線をそのまま接続できるジョンソン端子を採用した。
KATOのコネクタも使用できる。
HOゲージから小型のモータにまで対応できる様に、調整幅を広げ、より実感的な動きや操作を可能としている。廉価版に比べると、価格は3倍ほどになるが、それだけの機能を有している。
出力回路:Power MOS-FET(フォトカプラにより駆動)
制御回路:AVR Mega168P
制御方式:PWM制御(疑似VVVFインバータ制御)
使用電源:12V3.8AスイッチングACアダプタ
保護回路:アダプタによる過電流遮断及びポリスイッチによる過電流遮断(3.2Aで遮断)
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