2010年8月28日土曜日

ノキアのカラー液晶(NOKIA3300)を使ってトレインマークを表示してみる

以前より、グラフィックタイプのLCDを用いて表示機能として活用できないかと模索していたが、やはり解像度の低さが改善しないとなめらかな表示は期待できない。しかし、小型の液晶で使い勝手の良いものも少ないので、苦戦している。

今回はNOKIA3300のカラー液晶(256色)を使ってトレインマークを表示してみる。ただ、使用しているのは相変わらず8bitマイコンなので、256色とはいえカラー情報を処理するのは必死だ。

画面の大きさ自体は小さいが以前のグラフィック液晶に比べれば滑らかな表示が可能となる。ただし、速度計や圧力計を表示させるとなると、それなりの処理が必要となるので、プロセッサの選定が必須となるであろう。



使用機器
液晶:NOKIA3300カラーLCD[132*132dot]256色
マイコン:AVR Mega644P(20MHz)
電源:スイッチングACアダプタ3.3V1.5A
表示制御:マイコンのI/Oピンによるシリアル通信
表示データ:ビットマップ形式(256色)

2010年8月17日火曜日

ブログをはじめて一年、これからの目標

 今日でブログを開始してから一年が経つ、最初の頃は興味本位で製作してきたコントローラですが、ブログの読者やコントローラを購入頂いた方からのご意見により、機能性のある魅力的な製品が完成していると思います。
ブログで紹介している一部のコントローラは「こだわり電車運転台ストア」にて販売中です。ぜひ、ご検討ください。

さて、今まではコントローラの開発を一から行なってきたので、最初はノウハウや経験が不足がちでした。その中で、試行錯誤を繰り返し、一年間の時間を経て、様々な技術を習得したと思っています。これからはさらに多くのご意見やご感想をいただき、より良い製品を製作してきたいと思います。どんな些細なことでも構いませんので、是非、皆様のご意見をお聞かせ下さい。製品に関する質問や制作して欲しい製品、オーダーメイドのコントローラなど、お気軽にお問い合わせください。

私の目標はメーカ品には無いオリジナリティのあふれるコントローラや新しい鉄道模型の楽しみ方、また”こだわり”を持った製品作りを行なって行きたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。ちなみに上の画像は現在設計中の2ハンドル(つまみ)タイプのコントローラです。

追伸:お問い合わせの際にはメールアドレスの間違いが無いか、また迷惑メールフィルタの再設定をお願いいたします。迷惑メールフィルタに引っかかる場合にメールが不着であることを知る事ができませんので、よろしくお願いいたします。

2010年8月10日火曜日

電車でGO!コントローラ2ハンドルタイプとグラスコックピットを接続して運転する(その3)

 今回は新しく設計した液晶表示ユニットで「TIMS」の画面を再現してみる。
車両情報の表示内容は戸閉め確認、モータ車の駆動状況、編成数で実車とは異なるが雰囲気は十分である。緑のスイッチは「開」、赤が「閉」、トグルスイッチは開閉するドアの選択(中間位置にした場合には全ての扉が対称となる)

マイコンを使用したPWM制御方式に改造した「電車でGO!コントローラ(セガサターン)2ハンドル」と「鉄道模型用TIMSもどき」、「鉄道模型用グラスコックピット」を接続した様子。電源や通信用の配線で多少ごちゃごちゃしている。


ドアの開閉にはタイムラグをわざと作って実車の様子を再現している。これとグラスコックピットの表示を見ながら運転すると、ワンマン電車の運転手気分になれるかも(・・;)

2010年8月4日水曜日

電車でGO!コントローラ2ハンドルタイプとグラスコックピットを接続して運転する(その2)

最近はなかなか時間が取れないので、製品の開発やブログの更新もおろそかになってしまう。しかし、頭の中にはいろいろと製作してみたいアイデアがあるので、少しずつ実現して行きたい。最近製作している模型用グラスコックピットであるが、ケースを探しているとタカチのTS-1が手頃な大きさと価格だったので、これに組み込んでみる。
速度計調整ようのつまみと、表示切替(最高速度の切替、120km/hと160km/h)スイッチを搭載し、パワーパック(出力機器)とは3.5mmのステレオケーブルで接続する。LCDバックライトがかなりの電力を食うので別途電源が必要だがコンパクトに収まった。

現時点でこの表示装置と接続できるのは以前紹介した「電車でGO!専用コントローラ」の改造品だけなので、これと接続して動作確認を行なう。将来的には現行販売中のコントローラにもオプションとして追加していきたい。


やはりスケール速度の調整が難しい。現在の駆動システムではフィードバッグ制御が難しいので、駆動音を再現するのではなく、超低速走行に特化したコントローラも製作してみたい。